このテンプレートは、和暦を簡易に表記するためのものです。

注意

このテンプレートはあくまでも西暦と和暦の併記を簡便に行うためのツールであり、併記する場合はこれを使わなければならないというものではありません。使用するか否かは任意であり、同一記事內で統一する必要すらありません

テンプレートの付け外しだけの編集はリソースの無駄遣いにしかなりません。Help:テンプレートの制限等の問題がある場合を除いては行わないで下さい。また、そのような編集が不適切だからといって、それを差し戻す行為もリソースの無駄遣いに変わりありませんし、編集合戦を誘発することになるので止めて下さい。

ノートもご覧ください。

使い方

西暦年を記入する

テンプレートの引數に西暦年(グレゴリオ暦またはユリウス暦)を記入することで、「西暦年(元號年)」の形で表示されます。645年(大化元年)以降の任意の年數を記入して下さい。詳しい使用上の注意は、#使用上の注意をご覧下さい。

    • {{和暦|2003}} → 2003年(平成15年)
    • {{和暦|1903}} → 1903年(明治36年)
    • {{和暦|1379}} → 1379年(南朝:天授5年、北朝:康曆元年)
    • {{和暦|768}} → 768年(神護景雲2年)
    • {{和暦|645}} → 645年(大化元年)

元號年を記入する

テンプレートの引數に元號と年數を記入することで、「西暦年(元號年)」の形で表示されます。ただし、この形で記入できるのは明治大正昭和平成に限ります。

「引數1」に元號名または元號の頭文字(明治またはm、大正またはt、昭和またはs、平成またはh)を、「引數2」に年數を記入して下さい。明治は45年まで、大正は15年まで、昭和は64年までで、それ以上の年數を記入した場合は無視されます(平成は無制限です)。

    • {{和暦|h|18}} → 2006年(平成18年)
    • {{和暦|昭和|18}} → 1943年(昭和18年)
    • {{和暦|1=m|2=18}} → 1885年(明治18年)
    • {{和暦|平成|100}} → 2088年(平成100年)
    • {{和暦|s|100}} → 100年

使用上の注意

一般的な注意

対応範囲
西暦年記入形式は、645年(大化元年)以降(元號は大化から平成まで)に対応しています。引數に「645」より小さい數字(ただし「1」以上)を記入した場合、西暦年のみが表示されます。また引數に無関係の文字を記入した場合は無視されます。
元號年記入形式は、明治・大正・昭和・平成に対応しています。引數1に無関係の文字を記入した場合は無視されます。また明治は45年まで、大正は15年まで、昭和は64年まででそれ以上の年數を引數2に記入した場合は無視されます(平成は無制限です)。
表示のルール
明治以前の元號では、末年は改元の年を含みません。改元の年は、新しい元號のみを表示します(例:1848年弘化5年と嘉永元年を含みますが、1848年(嘉永元年)と表示されます)。明治以降の明らかに改元の日によって區別したものは、改元の年をも含めます。
また1873年(明治6年)以前の細かな日付は西暦と必ずしも重ならないので、注意して下さい(例:元祿15年12月14日に起きた元祿赤穂事件赤穂浪士の討ち入り)は、西暦(グレゴリオ暦)に換算すると1703年1月30日。{{和暦|1703}}は1703年(元祿16年)と表示されます)。

個別年代の注意

明治以降の改元があった年
改元があったために2つの元號にわたる年は、3通りの表記ができます。表示したい元號のアルファベット(慶応はk、明治はm、大正はt、昭和はs、平成はh)を追記して下さい。
  1. {{和暦|1912t}} → 1912年(大正元年)
  2. {{和暦|1912m}} → 1912年(明治45年)
  3. {{和暦|1912mt}}または{{和暦|mt}} → 1912年(明治45年/大正元年)
  • 1926年の場合、1月1日〜12月25日大正15年で12月25日〜12月31日が昭和元年です。
  1. {{和暦|1926s}} → 1926年(昭和元年)
  2. {{和暦|1926t}} → 1926年(大正15年)
  3. {{和暦|1926ts}}または{{和暦|ts}} → 1926年(大正15年/昭和元年)
  1. {{和暦|1989h}} → 1989年(平成元年)
  2. {{和暦|1989s}} → 1989年(昭和64年)
  3. {{和暦|1989sh}}または{{和暦|sh}} → 1989年(昭和64年/平成元年)
明治元年
明治は慶応4年9月8日1868年10月23日)に改元の詔が発せられ、同年1月1日に遡って明治に改元すると定められました。また、西暦(グレゴリオ暦)と完全には重なりません。このため、4通りに表記することができます。
  1. {{和暦|1868}}または{{和暦|1868m}} → 1868年(明治元年)
  2. {{和暦|1868k}} → 1868年(慶應4年)
  3. {{和暦|1868km}}または{{和暦|km}} → 1868年(慶應4年/明治元年)
  4. {{和暦|m1}} → 明治元年(1868年/1869年)
明治元年から明治5年
太陽暦(グレゴリオ暦)の導入により、明治5年12月2日1872年12月31日)の翌日が明治6年1月1日(1873年1月1日)とされました。明治元年から明治5年まではグレゴリオ暦と完全には重ならないため、元號年を先に表記し、西暦年を2つの年にわたって表記することもできます。
  1. {{和暦|m1}} → 明治元年(1868年/1869年)
  2. {{和暦|m2}} → 明治2年(1869年/1870年)
  3. {{和暦|m3}} → 明治3年(1870年/1871年)
  4. {{和暦|m4}} → 明治4年(1871年/1872年)
  5. {{和暦|m5}} → 明治5年(1872年)
南北朝時代の元號
2つの元號が用いられた1331年から1333年までの表示は、3通りできます。特に何も指定しなければ、「西暦年(大覚寺統の元號、持明院統の元號)」と表示されます。大覚寺統(後の南朝)の元號のみを表示する場合には「南」を、持明院統(後の北朝)の元號のみを表示する場合には「北」を追記して下さい。
  1. {{和暦|1331}} → 1331年(元弘元年、元德3年)
  2. {{和暦|1331南}} → 1331年(元弘元年)
  3. {{和暦|1331北}} → 1331年(元德3年)
1つの元號が用いられた1334年および1335年の表示は1通りです。
{{和暦|1334}} → 1334年(建武元年)
南北両朝が存在した1336年から1391年までの表示は、3通りできます。特に何も指定せず西暦年を記入した場合、両朝の元號が並立して表示されます。いずれか一方で用いられた元號のみを表示するときには「引數1」に南朝ならば「南」、北朝ならば「北」と記入し「引數2」に西暦年を記入します。
  1. {{和暦|1379}} → 1379年(南朝:天授5年、北朝:康曆元年)
  2. {{和暦|南|1379}} → 1379年(天授5年)
  3. {{和暦|北|1379}} → 1379年(康曆元年)
明徳の和約(南北朝合一)が成った1392年の表示は、2通りできます。特に何も指定しなければ、合一後の元號が表示されます。「南北」と追記すると、南朝で用いられた元號と合一後の元號が表示されます。
  1. {{和暦|1392}} → 1392年(明德3年)
  2. {{和暦|1392南北}} → 1392年(元中9年/明德3年)
749年の表示
改元が2回行われた749年の表示は、4通りできます。特に何も指定しなければ、3つの元號が時系列順に表示されます。元號を個別指定すれば、指定した元號のみ表示します。
  1. {{和暦|749}} → 749年(天平勝寶元年)
  2. {{和暦|749天平}} → 749年(天平21年)
  3. {{和暦|749天平感宝}} → 749天平感寶年
  4. {{和暦|749天平勝宝}} → 749天平勝寶年
元號のない年代
元號が定められなかった645年以前、および687年から700年までは西暦年のみが表示されます。
  1. {{和暦|600}} → 600年
  2. {{和暦|690}} → 690年

參見